刈払機と高枝バサミの修理 2014.10.19～20

近所の人から高枝バサミが使えないと持ち込まれた。10.19
いろいろと調べ分解できるところまで作業したが、
伸縮するアームのロックピンが止まっていず、反対側に折れ込んでいるのがわかった。
強引にプライヤーで正常な位置に戻してロックが掛かるのを確認して修理完了した。

高枝バサミ刃の部分：刃が開かず使用できなかった。




伸縮するアームに穴がありロックしないと刃が開かない構造となっている



刈払機
持ち込まれた修理前の刈払機：エンジンがかかりにくいので見てほしいと・・・10.19


持ち込まれた時、一緒にエンジンをかけたがエンジンはかかるが連続運転できなかった。
多分、キャブレターの不具合で、分解清掃すれば何とかなると思い預かることにした。

早速キャブレターの分解


キャブレターを外した本体：燃料のチューブに漏れ防止のためプラスのドライバーを差し込んだ。
(プロの修理屋さんが耕耘機その他でやっていた）


キャブレターの分解清掃：

一般的な分解清掃して何回か組み立て、始動の試行錯誤をしたが、
燃料の供給口が詰まっていることに気が付いた。
この穴は非常に細くいつも使用している
溶接に使用する細い穴清掃棒では太すぎたため、
荷札の細い針金を使用して、穴を通し、キャブレター清掃剤を噴霧、
高圧エアーで吹き飛ばして清掃した。

完成した刈払機


エンジン始動ＯＫ、連続運転良好。
アイドリング調整、ギアーのグリースアップ、飛散物防止品を正常位置に調整して修理完了した。
都合2時間の作業でした。

小生の修理は部品代は頂くが、手間賃は無償としている。

今回は使用部品ないため無償としたが、お礼にビールをいただいた。